2、往復運動タイプモータースキャナー 中堅クラスのものによく使われています。 ステッピングモーターを使っています。写真2 ステッピングモーターの質にもよりますが、往復運動をさせるには軸径が太く、その軸に重たいマグネットもしくはコイルが巻かれていて、瞬時に動かすことが難しいです。 せいぜい、 1,000Hz (1秒間に何回往復運動が出来るか) また、ステッピングモーターの特徴のステップ数ごとにしか動かないのです。 一周360度を 0.72 度づつ動き一回転 500 ステップとなります。 写真3スキャナー往復運動角はものによって違いますが0度から±40度以内になるので 80 度÷ 0.72 度は約 111 ステッピングしか描画点がとれないと言うことになります。 以上のことから、ステッピングモーターを使ったスキャンでは、そこそこの描画しかできなということです。簡単にいうと、絵など書くのは難しいです。 長所:ステッピングモーターの価格がそこそこ安い コントロール用 IC などがどこでも買え安価 短所:重い、動作スピードが遅いためオーディエンススキャンは絶対してはならない!(危険) ムービングの中にこのようなものが入っているものがまれにあるが、絶対危険ですから使わない方が良いでしょう。プロの人で、安全が保たれるのであれば平気でしょう・・・。 現状の価格帯:数万円〜数十万円のレーザーディスプレイ装置に使われている |